男性の骨粗しょう症
男性も、女性と比べると骨粗しょう症にかかる人が少ないだけで、骨粗しょう症患者がいないというワケではありません。
男性に骨粗しょう症患者か少ないのは、女性より男性の方が骨の作りがしっかりしているので、歳をとって、だんだんと骨が薄くもろくなっていった場合でも、骨の太さが十分にあるので安全圏内にとどまる事ができるのです。骨粗しょう症の患者が少ないというよりも、骨粗しょう症にかかっていても症状が出にくいのだというところでしょうか。
骨は、体の成長と共に、長く、太く、丈夫になっていき、年齢と共に骨量が増えていきます。大体30歳前後で骨量が最も多くなります(ピークポーンマス*)。その年齢を過ぎると、今度は骨量が減少し始めます。
*ピークポーンマス:骨量が最も多いという事は、骨が最も太く、つよいじょうたいのことで、当然の事ですが個人差があります。つまり、成長期の適度な運動はピークポーンマスを増加させ、成長期以降の運動は骨量維持に大きく影響します。
カルシウムの吸収は、歳をとればとるほど悪くなります。そこに運動不足が重なると、骨量は減少するばかりになります。男女を問わず、高齢者に骨粗しょう症患者が多いのは、加齢と運動不足という条件にあてはまってしまうからです。
骨粗しょう症にかかる人は、男性の場合60歳位から増え始めて、80歳以上では約半数の人が骨粗しょう症にかかっているといわれています。
女性に比べたら少ないのですが、半数もの人が骨粗しょう症にかかっているという事は大変な事です。しかも、閉経といった急激な変化のない男性の場合、骨粗しょう症を見逃しがちです。ちょっとした事で突然骨折したなどというケースが多いのも男子の特徴です。
骨粗しょう症は男性にとっても決して侮れない病気であるといえます。
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