骨粗しょう症と運動
適度な運動によって、カルシウムが骨に沈着します。運動は丈夫な骨作りに欠かせない要素です。
運動をしない人の方が、運動をしている人に比べて骨粗しょう症にかかりやすいといわれるのはなぜでしょうか。
骨を丈夫にするには、充分な量のカルシウムの摂取と、摂取したカルシウムを効率よく骨に沈着させることです。骨の原材料であるカルシウムとコラーゲンは、骨に適度な力が加わることにより結びつきやすくなります。つまり運動をすることで、骨になりやすくなるのです。
定期的に運動を続けている人は、運動をしない人よりも発量が多いという報告もあります。同じ人間の体でも、よく使っているかどうかで、部位によって骨量に違いが見られます。
このように、運動は丈夫な骨をつくる上で欠かせないものなのです。

骨の話で、宇宙飛行士の例があります。
宇宙飛行士は、無重力状態におかれていますので、骨に全くと言っていいほど負荷がかかりません。このような、骨にとってラクな状態 に長くおかれた場合にどのような現象が起こったのでしょう。
数週間の間宇宙空間で生活し、地球に帰還した宇宙飛行士の骨量を測定したところ、骨量が大幅に減少し、尿の中に多量のカルシウムが排泄されていたのです。どういうことかというと、骨粗しょう症にかかっていたのです。
骨は使わないと育たないという良い例ではないでしょうか。
運動:適度な運動のことです。過激な運動のしすぎはかえって骨量の減少につながってしまうことがあります。過ぎたるは及ばざるがごとしのことわざどおりです。
宇宙飛行士:今では無重力でもできるトレーニングが開発されているので、いぜんほどひどい骨粗しょう症にかかることはなくなったそうです。しかし、完全に解決されたわけでもないようです。
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